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Jazz Guitar Magazine Vol.3 リットーミュージック

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ギターの最先端はジャズにあり! 現代のジャズを席巻するギタリストたちを特集 ジャズ・ギター・マガジン、待望のVol.3が登場! 「ギターの最先端はジャズにあり!」をテーマに、世界各国からハイレベルな演奏者が集い切磋琢磨する現代のジャズ・ギター・シーンを特集。
ジャズ・ファンのみならず、新しいギター・ヒーローを求めるプレイヤーにも大いに刺激を与えてくれる。
第2特集では、エッジの効いた現代ジャズ作品をリリースし続けるクリス・クロス・レーベルに迫る。
1980年に発足したこのレーベル、実はオーナーが大のギター・フリークであり、第一弾アーティストがジミー・レイニーであった。
ギタリストがクリス・クロスに残したリーダー作をすべて集めてレビューする。
マルキオーネ、モッファ、ヴィクター・ベイカーなど、近年のトップ・ギタリストたちが使う個人ルシアーもののアーチトップ・ギターのトピックスや、充実の連載、最新インタビューなども収録。
【特集1】ギターの最先端はジャズにあり!〜ボーダーレス・エイジの躍進 ●新たに塗り替えられていくジャズ・ギターの世界地図 ●21世紀を象徴する9人の猛者たち (ギラッド・ヘクセルマン/マイク・モレノ/ラーゲ・ルンド/リオーネル・ルエケ/ニア・フェルダー/マシュー・スティーヴンス/カミラ・メサ/ダリオ・キャッゾリーノ/ペドロ・マルチンス) ●新世代ギタリストのアドリブ・アプローチ術 ●ジョナサン・クライスバーグ&ネルソン・ヴェラスの超絶ギター・クリニックに潜入! ●ジャズ・ギタリストのためのエフェクト・ペダル使いこなし術 【特集2】クリス・クロス・レーベルとギタリスト ●ギタリストがとことん羽根を伸ばす理想のフィールド! ●ギタリストの全リーダー・アルバム 【トピックス】 ●極上の個人ルシアー製アーチトップ・ギター ●あなたはスウィングの名手、オスカー・ムーアをご存知か!? ●クインシー・ジョーンズがプロデュースする超高品質なジャズ動画サービス"Qwest TV"が日本上陸! 【インタビュー】 ●ギラッド・ヘクセルマン ●ヤコブ・ブロ ●マシュー・スティーヴンス ●カミラ・メサ ●布川俊樹 ●竹中俊二 ●馬場孝喜 ●池戸祐太 【連載】 ●名手の影に銘器あり[第3回]3ブランドを渡り歩いたJohnny Smith ●小沼ようすけ Presents ソロ・ギター・スペシャル・アレンジ講座[第3回]「My One And Only Love」 ●宇田大志が贈る「ジャズ・ギターに近道なし!」[第3回]メジャー・スケールとダイアトニック・コード ●小川隆夫のギタリスト死亡診断書ファイル[第3回]グラント・グリーン 【スコア】 ●「Airegin」マイク・モレノ ●「Time After Time」ギラッド・ヘクセルマン 編集担当より一言 今回は最新のスタイルを持つギタリスト達にフォーカスしました。
ジャズは演奏者の自由度が高いのが特徴です。
スタンダードという共通のフォーマットを知ってさえいれば、どんな音楽的ルーツを持った相手とでもすぐに共演できるのです。
そのため、ロック、クラシック、ポップスなどはもちろん、世界各国の音楽にルーツを持つ、才能あるミュージシャン達が切磋琢磨を繰り返し、凄まじいテクニックやアイディアを持ったギタリスト達が登場してきています。
例えば、この特集で取り上げている1993年生まれブラジル出身の新星ペドロ・マルチンスは、生活に根ざしたブラジル音楽的なセンスと、10代でやっていたロック・バンドなどなどが混じり合い、「歌はポルトガル語でブラジリアンな歌い回し、ギターは超絶なコンテンポラリー・ジャズ・スタイル、曲はレディオヘッドの影響も感じさせる浮遊感ある作風」という、まさに“ボーダーレス”な音楽性を獲得しています。
現代のボーダーレスなジャズでは自作曲を中心に演奏するミュージシャンも多いので、出来上がった音楽が果たして“ジャズ”なのかどうなのか……(多分、ラーメン屋のBGMで流れてたら大半の人はジャズとは認識しないでしょう)。
しかし、ふとした瞬間に伝統的なジャズに基づくフレージングが飛び出したり、メロディの歌い回しがジャズを感じさせるものだったりして、ジャズという音楽文化の奥深さを改めて感じます。
具体的にどんな点にそれが見られるかは、楽譜を用いた奏法の比較記事でたっぷりお楽しみいただけます! (ジャズ・ギター・マガジン編集長/橋本 修一)※ポスト投函でお届けいたします。
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